2017年11月27日

フラリーマンに幸いあれ

フラリーマンに幸いあれ

 政府の働き方改革の推進によって、耳なれないサラリーマン層が発生している。
「フラリーマン」と呼ばれている。発生区域はもっぱら駅周辺の繁華街、もしくは飲食店街だといわれている。
 いままで、会社で夜遅くまで勤勉に働いていたサラリーマンが、働き方改革によって、5時になったら帰りなさい残業は許しません、ただしノルマはありますから昼間にしっかりはたらいてください。といった上司の命令によって行き場を失ってしまったのだ。企業は残業代カットにより、ますます人件費が節約でき、すくなくとも5兆円もの内部留保が拡大している。

 定時とともに会社から放り出されたサラリーマン達は、しかたなく身近の遊弋地域に流れる。
 行きつけの居酒屋、なじみのいるキャバクラ、童心に帰ってのゲームセンター、などなど、思わぬところで働き方改革景気が起きている。会社が終わってまっすぐに帰れないサラリーマン達が、いっせいにフラリーマンになるのだ。

 新宿思い出横丁の宝来家も、渋谷のんべい横丁の会津も、吉祥寺ハーモニカ横丁の花ちゃんも、最近は口開けと同時にこむという不思議な現象が起きている。生真面目なフラリーマンは、真っ暗になった公園のベンチでレシーバーを耳に英語の勉強に励んでいる。パソコン・カフェなども順番待ちが廊下にはみ出している。家に帰りたくとも帰れないフラリーマンが増殖している。

 共働きが多く、早く帰っても邪魔にされる。女房が仕事を終わって帰宅、晩飯の用意が整ったころ、子供も塾から帰って、(*>∀<*)ノただぃま★というのが、家庭平和のコツということらしい。家庭を支えながら、家庭からはみ出してしまった男たちの悲しい現実がこれだ。 フラリーマンに幸いあれ!
posted by Kazuhiko Hoshino at 15:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする