2018年01月03日

明石家さんまという「素人いじり」

明石家さんまという「素人いじり」

 「明石家さんま」という芸人ほどテレビにとって都合のいい芸人はいない。
 バブルがはじけてから随分多くの芸人が上京したが、テレビジョンという媒体にとって「さんま」ほど重宝な芸人はいなかった。吉本から松竹芸能から次々と送りこまれた芸人たちは、どれもこれも貧困な、または下品な芸を売り込んでは自滅していった。
 さんまはこれといって芸は売り込んでいない。正確にいえば、芸はないのかもしれない。それが今日のサンマを産みだした。芸がないというのが、さんまの特徴であり、さんまの武器になった。サンマのサンマたるキャラクターがもっとも輝きを見せるのはシロウトと対峙したときだ。
 シロウトをいじらせたらさんまの右に出る者はいない。シロウトにはギャラを払う必要がないので、(払っても交通費プラスなにがしで)懐不如意のテレビ局に取ってこんな有難いことはない。さんまの番組には、なるべくシロウトを多用することで、製作費の節約になるし、かえって面白さが生まれる。
 つまり「明石家さんま」はさんまとテレビ局の合作ともいえよう。

 さんまのオフデューティ、もっぱら都内のキャバクラだそうだ。キャバクラでは、さんまは徹底的に遊ぶ。それもかなりエロく楽しむ。女性の一人遊びに使用されるマッサージ機をふりまわし、女の子たち皆に試しては反応を喜ぶ。さらに果物や野菜を女の子に食べさせ、もっとエロく食べろと、引き笑いで楽しむという。
 女の子全員に指名をつけ、チップも弾んで、一晩に百万以上は使って気前がいいので、店からも女の子からも嫌われないという大尽遊びが、さんまの夜遊びと伝えられている。

 さんまもよる年波には勝てず、最近は「俺の子を産んでくれ」と若手のタレントや一夜妻にねだっている。一夜妻が「もし子供を産んだらいくらくれるの」と問いただしたところ「そやな月30万でどうや、マンションも借りたる」「そいじゃ、IMARUちゃんのこずかいより安いじゃん」と言うと「あれはお金がかかったわ」と苦笑していたという。金はあると常日頃豪語するさんまも、案外シブチンだという話だ。
 地上波テレビにおける人気の終わりが見えてきたのかもしれない。いつまでもシロウトをいじっていたら、いつか棄てられる現実に気がついているのかもしれない。
posted by Kazuhiko Hoshino at 22:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする