2018年01月30日

媚薬からサラダの友になるアスパラ

媚薬からサラダの友になるアスパラ

 ヴェルサイユ宮殿が唯一栽培していた野菜が「アスパラ」とは驚いた。
ルイ14世がこよなく愛していた「アスパラ」を、常時6000本宮殿内に住む農夫達が栽培していたとつたえられている。
アスパラガスには、アスパラギン酸が豊富に含まれ、滋養強壮剤として栄養ドリンクにも含まれている。古代ギリシャでは媚薬として愛の女神アフロディーテに捧げられていた。4世紀に書かれたインドの聖典「カーマ・スートラ」には「マンネリのカップルには、アスパラガスのペーストを混ぜた牛乳をのめば、愛の活性剤になる。」とあり、いろいろな分野でアスパラの効用が論じられている。

 このところ野菜の値上がりがはげしい。鍋の業者がのきなみ苦労している。一部では20パーセントアップといい、とりあえず葉物野菜の量を減らして、根菜鍋にしてみようという、新宿の鍋居酒屋もある。アスパラは台所の優等生でもある。

 アスパラガスはメキシコやオーストラリアからの安定輸出のお蔭で価格は安定している。

 アスパラに見習い伸びろ わが旦那     よったんぼうや
 肉巻かれ かって細身の 妻のよう     鬼小町
 妻の角 アスパラガスも 畏れ入る     みじんこ

 アスパラは媚薬になり、サラダの友にもなる優良二重人格者なのだ。
posted by Kazuhiko Hoshino at 14:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする