
2018・2020まであと2年
1月……カヌー・国内トップ選手鈴木康大(32)、代表を争う相手選手のドリンクに筋肉 増強剤メタンジエノンを混入。
2月……スピード・スケート・平昌オリンピック代表斎藤慧()、ドーピング抜打ち検査に てアセタソラミド陽性反応。
……女子レスリング・強化本部長栄和人(57)による伊調整選手へのパワハラで解任 される。至学館大学の闇明るみに。
4月……バドミントン・再春館製薬監督今井彰宏()、賞金使い込みばれる。
5月……競泳男子・日本代表50メートル背泳ぎ金メダル古賀淳也(30)ドーピング検査 陽性反応。
……アメリカン・フットボール・日大チーム、対関西学院大にて危険タックル指 示、内田正人監督並びに井上奨前コーチ除名処分。
7月……アマ・ボクシング・ もてなし強要、不法審判、暴力団との付きあいにて、終 身会長山根明(78)やむなく退任。
8月……剣道・居合道最終最高段位八段審査において、数百万円の接待・現金収受の悪 習ばれる。
……体操・塚原千恵子(71)技術強化本部長、塚原光男(75)体操協会副会長夫妻による パワハラに対し、宮川紗江(18)訴える。朝日生命広告塔への反旗か。
……バスケット・アジア大会派遣永吉佑也、橋本拓哉、佐藤卓磨、今村佳太、街中 での売春行為にて資格剥奪、逮捕前に団長と共にジャカルタ脱出。
……京都ハンナリーズ 坂本拓 窃盗容疑にて逮捕される。
アスリートの犯罪、表に出ただけでも毎月こんなにある。裏に隠された不祥事を重ねればこの何倍もあるだろう。権力の座にすわっている上の人達から、末端の選手に至るまで、不祥事の種はつきない。
それでも旗振り役は「アスリート・ファースト」を叫び、モラル再興の声はまったくきこえてこない。こんなことでは、反対派に「スポーツは国を潰す」とか「スポーツは国家を堕落させる」と難詰されても致し方ないだろう。
だれか見識あるしかるべき人が、スポーツ・マンの「モラル・ルネッサンス」を掲げなければ、国民に見放されてしまうだろう。
スポーツ界は全員ミソシルで顔ならぬゼンシンを洗って、出直せ、と言いたい。