2018年08月25日

桃李不言下自成蹊

img_1d0f7045367ffc56285facbad224d1bc7511.jpg

 軽井沢から15分程南に走ると「桃源郷」と呼ばれている地域がある。
 なだらかな里山にそって桃の木が見渡す限りある。春、桃の花が開いたころ、「桃源郷」に相応しい景色があらわれる。桃の花の色付きははんなりとやさしく、控えめで美しい。
 観光地ではなく、地元の農家の果樹栽培なので、落ち着いた花の実りを楽しみながら、散歩するにはとてもいい山里である。春になるとアルマーニのスタイリストがあらわれ桜は見飽きたから、桃の畑に連れていけと命じられ、度々おともをしたこともあった。

 日頃お世話になっている岡村さんが、見事な桃をとどけてくださった。岡村さんは「桃源郷」の近くに住んでいるから本物にちがいない。
じっと桃を見つめていたら、学生の頃を思い出した。

「桃李不言 下自成蹊」 桃李もの言わざれども、した自ら蹊を成す  桃もスモモも黙って美しい花を咲かせ美味しい実をつける。桃李は人格者の例えで、徳があれば自然と人が集まり、小路ができる。
 成蹊学園建学の精神で、校章にも桃の実が登場する。キャンパスにも、中村春二先生の書碑がふたつあるし、ケンブリッジ以来の仲間であった三菱の岩崎小弥太、今村銀行の今村繁三とともに9万坪のキャンパスをみまもっている。
 桃は成蹊で学んだ人間にとって特別の意味をもっている。筆者のみならず安倍晋三首相においておや、「桃李不言下自成蹊」の教えは生きていると信じたい。

 オトモダチ内閣とまま、メディア・リンチに会っている安倍さんだが、成蹊学園の誕生こそ、中村、岩崎、今村のオトモダチなしには出来なかったことを考えればけだし当然のことで、品性の陶冶や国会における凝念の時など、成蹊の教育理念が色濃くでているのが、安倍晋三という政治家なのだろう。
  
posted by Kazuhiko Hoshino at 15:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする