2019年01月27日

商標登録の抜け道を防さげ

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 ついこの間まで、ニセモノ騒動は中国専用とおもっていた。
 ところがこの日本でそれも東京で起こるとは、考えてもみなかった。
 シンガポールで大当たりしたティラミスの商標を、日本のメーカーが盗んで、表参道で商売を始めたという騒動だ。紛らわしい同じようなイラストの瓶いりのティラミスに、若い女性たちが押し掛けたというのが、この物語の始まりだ。
 曰く「シンガポールのお店だと思ったから」「だって同じようなイラストだったから」等々、海外ブランドならと飛びつく近頃の風潮が読み取れる。

 調べてみると、このお店のオーナーはシンガポールのオリジナル店が日本に上陸する以前に、すでにこの商標を登録していたという。この商品は絶対に話題になるという、商売人の嗅覚には敬意を表するが、いちはやく日本で商標を登録し、使用権をおさえるというのは、困った行為としかいいようがない。
 アンタはモラルのないコバンザメのような人だ。日本で商売はさせない。というぐらいの姿勢があって当たり前。なんでも自由だからといって放置するのはよくない。こうした商道徳を無視するものは日本から追放する、中国なら盗用について寛大だから、是非中国で御商売をなさってください。この位の強い姿勢が行政に求められる。

 情報が身近になってあちこちから情報がはいってくるようになって、日本人の意識もたいへんに低下したような気がする。情報を利用してビジネス化するというのが当たり前のようになってきて、モラルが著しく低下している。
 ヨーロッパ・ブランドと紛らわしい名前をつけて売らんかなの姿勢はファッション業界では常態化している。衣服のブランド名は90パーセントがアチラ風で素人にはどこの国の製品かわからない。ご当人はインターナショナルな時代だから判らなくていいのよ、と言われるが果たしてそうだろうか。

 アイデンティティを無くし、国土を失った民族が、どれだけ苦労するようになったか、歴史を学べばすぐわかることだ。




posted by Kazuhiko Hoshino at 12:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする