2019年07月29日

プレバトに投影するわが人生

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木曜午後7時の「プレバト」は毎週楽しみにしている。
「使える芸能人はだれだ!? プレッシャー・バトル」という正式題名があるとは知らなかった。
 なかでも才能査定ランキングが楽しい。本人は一流芸能人と思い込んでいる芸人が次々と登場し、順番に恥をかいていく番組のつくりなのだが、時に芸人にかくれた才能を発見し、こんな才能があるのなら芸人なんぞにならなければよかったのに、と思わせるタレントもいる。

 俳句、生花、水彩画、消しゴムハンコ、絵手紙、料理の盛付と、駅前のカルチャア・センター風な構成も面白い。が先生に人を得ないと全く盛り上がらない。
 料理の土井先生は生真面目だし、絵手紙の花城先生はいたいたしい、水彩の野村先生は巧すぎてつまらない。消しゴムハンコの田口奈津子先生は美人すぎて気が散る。なんといっても圧巻は俳句の夏井組々長夏井いつき先生である。松山に住まう俳句のおばさんの破壊力が凄い。テレビの着物姿は私のコスプレだからと豪語する少し安手のきものにつつまれた夏井先生には、何物も恐れない痛快な俳句愛がある。

 旅芸人まるだしの梅沢冨美男とのヤリトリ、東国原英夫の思わぬ発想力、志らくの噺家世界、村上健志、藤本敏夫、千賀健永らの新鮮な句吟力、鈴木光の勉強力、中田喜子の女性力と、ミッツのカマちから、それぞれの隠された才能が見えて嬉しい。
 自信過剰な芸人たちを、才能アリ・凡人・才能なし と断じる夏井先生とやんちゃな浜ちゃんが進行する司会ぶりも楽しい。
 俺のおかげでこの番組はもっている と豪語する梅沢のヤクザな態度と、軽くあしらう夏井先生、内容に関係なく権力で進行する浜ちゃんと、毎日放送プロデューサーの腕もなかなか。在京地上波にはなかなかこうした製作力をもったプロデューサーは見あたらない。

 昇格か、現状維持か、降格かと迫られると、わが人生は如何ばかりと、反省するのである。

posted by Kazuhiko Hoshino at 15:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする