2019年08月25日

山下埠頭をカジノに売るな!!

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「山下埠頭を売るな!」横浜港運協会会長藤木幸夫氏が、口角泡を飛ばして怒っている。
 横浜市長林文子が、IRリゾート都市開発構想に山下埠頭を中心にかんがえていると、発言したことに対して怒りをぶちまけているのだ。市長は横浜の経済的将来を考えて、カジノ誘致を考えているといっているが、山下埠頭がいかなるものか、歴史的に考えてみても判ることだ。
 金儲けと文化を一緒にするとは許せない。

 藤木港湾協会長の発言には全面的に賛成だ。
 カジノを作れば、外国のお金持ちがくる。そしてお金をどっさりと落してくれる、それは不道徳な妄想でしかない。現に韓国では18ケ所にIRカジノ施設を作ったが、黒字になっているのは1ケ所だけ、残り17ケ所は赤字にあえいで明日にも倒産しかねない有様と伝えられている。

 カジノの負の効用として、なによりも賭博の推奨、ギャンブル依存症の増大、マネー・ロンダリング、組織犯罪の温床などがあげられているが、IR故のインバウンドに有力な誘い水というのはまったくの方便、ラスベガスの現実をみれば裏社会の拠点になることはあっても、表社会の顔にはなりえない。
 あのトランプがキンピカのホテルをつくっても、絶対にカジノはつくらせないと拒否して、いまベガスでカジノのない唯一のホテルがトランプホテルという皮肉なことになったいる。金儲けを目的に金ぴかホテルをつくったトランプだったが、思うようにいかないのがラスベガスのカジノ組合、そこが駄目といえば大統領も手が出せない魑魅魍魎の世界なのだ。
 カルカッタには世界中の病原菌が集っているが、ラスベガスには世界中の犯罪が巣食っていると、いわれているのがIRの実態である。

 山下埠頭は黒船来航の地であり、横浜開港、居留地の成立、航空機以前の海外への出発地、洋行といわれた時代の始まりの港であり、山下埠頭、赤煉瓦倉庫、ベイブリッジ、ランドマーク・タワーを含めた文明開化の記念地である。
 この貴重なハマの遺産をつぶしてカジノの町に変容させようとは、よもや横浜市長の企みとも思えず、ひょっとして一帯一路の金でももらったのかと、疑いたくなる。
posted by Kazuhiko Hoshino at 23:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする