2019年10月05日

高橋の手帳と伊東屋のカレンダー

伊東屋カレンダー.jpg

 10月の声をきくと、さて来年の手帳は、来年のカレンダーは、どうしようという思いが膨らむ。
 かっては手帳売り場や、カレンダー売り場が混みあう師走までほっといたが、ここ10年ぐらい前から10月が新年への節句になった。

 10月になれば、銀座伊東屋のカレンダー売り場も本気度が顕著になるし、最近では手帳も11月からスケジュールが乗っている。とすれば10月にはいったら来年付き合う手帳も決めなければならないし、カレンダーも掲示するものをあらかじめ入手しなければならない。

 カレンダーは伊東屋の極めて情報量の少ないカレンダーに決めている。
 日にちの数字と英文でSUN、MON……邦文の情報は極めて小さな文字で、一月には元日、小寒、成人の日、土用、大寒しかない。それらの事柄が縦一列に75cm、幅8cmの超タテナガに印刷されている。このノッポなカレンダーがトイレとキッチンにさげてある。これには赤とブルーと透明のちいさな物干しばさみの形のクリップがとめてある。透明は今日を示し、赤は相方の予定を示し、青は僕の予定だ。具体的にはなにも書かないが、指し示す日時をみて想像する。
 細かく書き込むのは3段3ケ月の日時が判るカレンダーの方だが、これは仕事部屋にかけている。いつもデスクがプレゼントしてくれるので、伊東屋まで足をはこばなくともいい。

 手帳はここ数年「高橋の263番リベルデュオ」と決めている。
 高橋の手帳はとにかく薄い。そしてスリム、スーツのポケットにいれてもかさばらないし、うっかりすると入れていることさえ忘れる。手帳の厚いのはいけない。スケジュールに追われて暮らしているような、スケジュールの手下になったような気分に襲われる。
 そのうえ高橋の手帳のいいところはカバーと中味が出し入れ自由でどうにも組合せられる。その上重要事項のメモ帖がきりはなしてあるのでいちいち書き直さずとも新しい年のケースに引越せばすべて事足りる。日本人のライフスタイルを真面目に研究していることだ。
 10月に悩むのは、手帳の色ぐらいか。今年は赤だったから、来年はブルーにしよう。ブルーは透明ケースに青い紙がはいっているだけです。それでもいいんですか、と厳しい叱咤がデスクから飛んできた。
 ……うーん、この際高橋の手帳を信じよう。明日のヨドバシ便が楽しみだ。
posted by Kazuhiko Hoshino at 13:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする