2020年01月02日

カルロス・ゴーンという大泥棒

カルロスゴーン.jpg 

奇岩奇勝の妙義連山のうえに、かすかな雲のわれめができた。
 みるみるわれめは明るさをまし、爽やかに太陽が姿を現した。東京オリンピック2020年の初日の出である。
 新しい新聞と、お年賀がどっさりととどく。大晦日には恒例祇園川上さんの心尽くしオセチも着到した。
 シンルイの娘も、いま人生最強の体重ですと宣言しながら現れた。いつものような平和な元旦がすぎていくと、静けさをかみしめていたら突然に全く突然に不愉快なニュースがとびこんできた。

 日産のボス、カルロス・ゴーンが日本から脱出したというニュースだ。15億円の保釈金を納めて保釈中の身の上で、出國は禁止されているのに、女房と計らって楽器のケースに隠れて逃げたと報道されている。日本最強の弁護士がつき、やがて公判が開かれるという状況にあったが、事態は180度の転換である。 ヨーロッパの犯罪映画に描かれているような絵空事が現実となって突き付けられた。
 相変わらず間抜けなテレビは、ゴーン被告が出国しました…とさもありなん風にオバカな報道をつづけている。

 警察、検察、裁判と日本の司法制度そのものがバカにされた、とんでもない犯罪が起こったにも拘らず、怒りをもたない国民ってなんなのか、考えれば考えるほど呆れる。コケにされた弁護士も言うことはありません、という無責任な発言に終始している。監視カメラをつけ、パスポートも預かっていて逃亡の片棒をかつがされたのだ。

 とある賢人会で、本場フランスではゴーンの背任についてどういう反応なのか、と問われたことがあった。
 具体的な犯罪行為についてあったか、無かったかについは裁判をまつしかないが、中東レバノンとかギリシャの商人にたいする認識は非常に良くない、国家そのものが不安定なので、政治は勿論のこと法律などに対する信奉心は極端にひくい。勿論ビジネスについてもモラルはなく、その場かぎりの民度のひくい人間が多い。かってケネディ未亡人が再婚したアリストテレス・オナシスなどもカルロス・ゴーンに似た人間のたぐいだ。日本人はもっと国家の民度、民族の民度について、より慎重に考えねばならない。
posted by Kazuhiko Hoshino at 12:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする