2020年02月01日

四っ眼からオカメの節分

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 中国武漢からの新型コロナ・ウィルス襲来は何としても止めなければならない。
中国由来の節分会がまもなくやって来る。新型コロナという邪鬼を追儺で追い払う工夫はないものだろうか。
 追儺の式はそもそも宮中でおこなわれていたものが、民間にはみ出してきたものだ。庶民は自分の家の厄災になぞらえ、次々と邪鬼を追い払う工夫を重ねた。
 
 旧暦大晦日の邪鬼祓い、つまり大晦日の夜にはあちこちで鬼を祓う豆まきが行われるようになった。

 鬼はまず都の北東、表鬼門にある岡崎の「吉田神社」に現れる。わがもの顔に暴れ回る鬼を迎え撃つのは「四ツ目の方相氏」、眼が四つもある四角い面の鬼やらいだ。四つの目玉で東西南北すべてに目配りをし、鬼を追い詰める。そして南に追い出す。
 追い出された鬼は東山の「八坂神社」に現れる。八坂さんでは舞妓の豆で追い出される。
 鬼は裏鬼門の「壬生寺」にあらわれるが、ここではガンデンデンと呼ばれている狂言で追い払われる。
 ついに鬼は西陣の「北野天満宮」に逃げる、ここでも圧倒的に強い菅原道真公の念のまえでは勝ち目がない。結局邪鬼は都のそとに追い払われる、という段取りになっている。
 京都の人々は四つの寺社に参拝して1000年の都を守ってきた。

 上七軒の千本釈迦堂では、「おかめ節分」がおこなわれる。おかめは貞淑・福徳円満・縁結び・お多福招来のいまどきには全く珍しい大工の女房で実際に存在していた京女の代表的な貞女であった。さすがの邪鬼もおかめのまえではヤンチャができなかったという実話節分なのだ。

 新型コロナウイルスから逃れるには、四つの寺社にお参りする「四方参り(ヨモマイリ)」など霊験あらたかであるかもしれない。
posted by Kazuhiko Hoshino at 14:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする