2020年02月18日

お賽銭のキャッシュレス・是非?

お賽銭キャッシュレス.jpg 

 お寺さんと神社にキャッシュレスの波が押し寄せている。
 インバウンドへの対応、防犯、お賽銭減少への対応がテーマになっている。それに近頃は小銭を持ち歩かない人が増えている。小銭いらずのスイカやらペイペイが世の中に繁殖して、賽銭箱のまえで小銭のないのに気がつく輩が増えたという現実もある。

 清純な巫女の手になる神楽鈴は氏子ならずとも神の降臨を知らせ、呼応するように賽銭箱になる小銭の音で神様への祈りを確認したような気になったものだ。
 こうした神や仏との対面の仲をとりもってきたのが、お賽銭というささやかな献金だったように思う。そうした長い間の習俗に楔をうちこんだのが、キャッシュレスという内閣の大方針であった。

 賽銭箱のよこにはQRコードの立て看板があり、傍らには中国語、韓国語、英語、そして日本語の説明書きが張り出されている。これらの表示は本社拝殿のほか、大国殿、ご神橋にも掲げられ、QRコードは中国のAli pay、We Chatに対応とある。日光二荒山神社の話だ。
 東京愛宕神社、四国霊場22番札所徳島平等寺、さらに京都下鴨神社、高山小金井神社、岡山熊野神社、木更津八剱神社、京都海眼時…次々とこのお賽銭キャッシュレス化はすすんでいる。

 これに対し京都仏教会は反対を表明した。宗教行為にそぐわしくない。傘下650の寺院にたいして、キャッシュレス導入をしないように、という声明である。
 はたしてこれに対し、信者とにわか信者はどのように反応するのだろうか。
posted by Kazuhiko Hoshino at 11:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする