
スーパーであれこれ買物をする。レジに進むと、おばさんが何やら問いかける。袋はどうするのかときいている。こんなに沢山の商品を手でもって帰るのか。そのくらい客の佇まいをみて判断しろといいたくなる。
若いレジの女の子になるともっとひどい、カウンターに売った品物を積み上げて合計金額を宣言する。袋もください。5円ですよ。無駄な会話で時間をとるし、なんとも不愉快な時間だ。
企業も3円、5円の有料化で利益を追求するなら、さっさとバイオマスのレジ袋に転換すべきだ。バイオ素材なら公害は発生しないし、コストもそんなに変わらない。
小泉進次郎とかいうタレント政治家の思い付きに振り回され、コンビニは売上を落とし、スーパーは回転率が悪くなっている。 レジ袋の有料化を強制するまえに、バイオマス・レジ袋の生産育成に補助金を出したらいいだろう。
レジ袋有料化は天下の悪法である。
徳川五代将軍綱吉による「生類憐みの令」以来の悪法という声すらある。
将軍綱吉は二十年間に100回に及ぶ「生類憐みの令」を発した。江戸の西、中野の原16万坪から村民を追い出し、10万匹の野犬を保護したと伝えられる。一日犬一匹当たり、米3合、味噌、干しイワシを与えて江戸っ子の怒りをかった犬公方であった。
おかげで江戸中に犬がはびこり、江戸っ子は小さくなって過ごしたという教訓である。
思い付きで目先のことにこだわる政治家ほど始末の悪いものはない。