2020年11月04日

井上尚弥 MGMグランド・カジノ&カントリーを制す

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 ラスベガスにMGMがホテルを作る、という報に接し、ならばとばかりベガスに出掛けて何十年もたった。
 ハリウッド映画の栄光をそのままに、ロビーもカジノも客室もかってMGMが製作した映画のスチールやスター達のブロマイドが飾られていた。ショッピング・アーケードには映画で使われたドレスや小道具なども売られていて映画好きの好奇心をゆさぶられた。
 アカデミー賞歴代のプログラムを手に入れ、お宝よろしくトランクにいれて帰国したことを思い出す。

 あのMGMグランドがボクシングの聖地になっているとは知らなかった。
 日本のバンタム級井上尚弥が見事挑戦者ジェイソン・マロニーを退け、王者として14連勝をなしとげた。井上はバンタム級歴代のチャンピオンのなかでも最強といわれ、恐らく日本の伝説的ボクサーになるだろうといわれている。
 ベガスのリンクは無観客であったにもかかわらず、ネオンや照明、映像で充実した環境を演出していたあたり、アメリカのこうしたエンターテイメント制作能力の高さも充分に伝わってきた。

 ストリップにある多くのホテルのスポーツ・バーはさぞ盛り上がったことだろう。
 数十台の巨大モニターにかこまれたカジノバーは、コロナの時代に適応したかの如く1人1人が囲われ、好きなスポーツを選んでひがな一日勝者に賭けていられる。
 野球、サッカー、テニス、フットボール、陸上、水泳、格闘技、無論ボクシングもあらゆるスポーツが賭けの対象だ。ラスベガスでは小粋なショウを上演していたラウンジ・シアターが、ある時を境にスポーツカジノのためのバーになった。
 ラスベガスにはショーを見にいっていた筆者にとって悲しい出来事だつたが、カジノ好きの人達にとってはこの上なく喜ばしいことだったろう。 井上尚弥に興奮して金を賭けているアメリカ野郎の顔が小気味いい。
posted by Kazuhiko Hoshino at 11:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする