2017年08月20日

インバウンド向け夜のエンターテイメント

 インバウンド向け夜のエンターテイメント

急増してきた海外の観光客、2020東京オリンピックに向けて、芸能界の一部のテンションが上がっている。海外の旅行代理店からオファをうけ、圧倒的に不足しているのが、夜のエンターテイメントである。
 旅先で夕食後、衣裳を着替えてオペラ・ハウスにでかける、劇場で芝居をみる、ナイトクラブのショウを楽しむというのは、先進国ではごく当たり前のライフスタイルだが、この国はこの習慣にとぼしい。
 歌舞伎座はあるが、なかなか切符が取りにくい。オペラハウスも同じこと。バブル前にはレビユウを上演するクラブ・シアターが結構あったが、ほとんど閉鎖してしまった。夜の東京には全くと言ってイイほどそうした場所がない。東京でブルーノートのジャズを聴きたいと思わない。AKBしかり、ジャニーズしかり、というわけでいちぶ芸能界が盛り上がっている。

 最右翼はDRUM TAO …… 北米44都市、ヨーロッパ43都市、エジンバラ芸術祭などにも出演し、現在22カ国400都市を巡演し、圧倒的な評判をえてきた和太鼓演奏グループである。
 DRUM TAO は2000年に、九州阿蘇くじゅう国立公園内に大小3ッつの稽古場、トレーニング・ジム、スパ、ゲストハウス、などを備えた複合施設「TAOの里」を建設、スタートし、2009年には2000人収容の劇場まで創ってしまった芸能集団なのだ。
 男女合わせて33人のメンバーは、ひとり6畳ほどの寮に住み、毎朝5時半からのレッスン生活をおくっている。打物、大太鼓、小太鼓、〆太鼓、篠笛、琴、扇子、太棹三味線、殺陣、踊り、サーカス、幡などすべての技術をマスターし、そのうえ演劇的要素が加わる。裸の男性美と優雅な女性美の交錯した空気のなかを、打撃群のダイナミズムが溢れる、外人にみせるエンターテイメントとして最上の舞台だ。

 大阪ではOSK日本歌劇団がJTB西日本と提携して、真田丸やSAMURAIをテーマにしたレビュウを作っている。
ハワイにいつたらフラ、バリ島ならケチャ、パリならカンカン、といった世界の名物に対しなにが出来るか? 日本には世界一の民俗芸能があり、KIMONOがある。都をどりも大いなる財産に違いない。オリンピックに限らず、インバウンド用のエンターテイメントについては、日本のプロデュース力を結集できるか、どうかだ。
posted by Kazuhiko Hoshino at 15:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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