2017年11月11日

ティファニーに忘れた頃のカフェ誕生

ティファニーに忘れた頃のカフェ誕生

 有楽町のアマンドこそ最高のカフェと信じていた若者にとって、ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」は衝撃の映画だった。宝石を見つめながらのパン食いとは思わず、てっきりティファニーのなかに朝食カフェがあると信じての初ニューヨークだった。閉鎖的な作りのティファニーにいって、がっかりして帰ってきた。ホテルやトランプ・タワーにカフェはあっても、五番街の路面店のカフェはみあたらなかった。 長い間アメリカにはカフェ文化はないと信じてきた。

 あれから半世紀たって、あのヘツプバーンのイメージが具体化することになった。
ティファニーの本店にカフェができる。「ザ・ブルーボックス・カフェ」ティファニーのテーマカラーである淡いブルーに彩られたカフェだそうだ。フランス的なオープンカフェではないところが、やはりアメリカだが、ないよりはずっとましだ。高価な宝石を横目に、お茶ができるというのはやはり至福の時に違いない。

 ローマのコンドッティ通りには、あの倉敷が真似をした「アンティコ・カフェ・グレコ」がある。
 ロンドンの朝飯や午後のお茶といえば、「ケンジントン・レーン・カフェ」がある。イギリス生まれのサンドウィッチもよし、コーヒーもよしなのだ。

 パリに行けばカフェはあまりに多い。シャンゼリゼーの「フーケッツ」はお上りさんにはこの上なく便利だし、贅沢気分を味わいたければ、「ラドュレ」のシャンゼリゼー店がお勧め、芸術文化に興味があれば、「ル・セレクト」や「カフェ・ド・フロール」「ドウ・マゴ」にサルトル、ヘミングウェイ、ピカソ、ヘンリーミラー、、ジャン・コクトー、さらにフジタ・ツグジと縁のある名前が登場する。
 オペラ座のまえには、設計者がおなじガルニエによる「カフェ・ド・ラ・ペ」がある。ここでは朝食からアフター・オペラまでカバーしてくれる。

 筆者はもっぱら紅茶党なのでカフェより「サロン・ド・テ」が贔屓、ルグランの隣のスクリーブにある「サロン・ド・テ」がマイ・ベストだ。リヨンの世界紅茶協会会長さんの作っているユアンという素敵な紅茶にありつける。紅茶党にはいちどは試していただきたい店なのだ。 
posted by Kazuhiko Hoshino at 22:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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