2018年01月08日

自浄能力は何処へいった

自浄能力は何処へいった

 相撲界が揺れている。日馬富士と貴ノ岩の喧嘩問題に引き続き、今度は立行司式守伊之助のセクハラ事件だ。ワイドショーは解った風な解説をくわえ、あっちが悪い、こっちが悪いとメディア裁判をしている。組織や社会での生活経験がないタレントたちや、付和雷同のテレビ御用評論家の愚かしい意見を聞かされて視聴者はうんざりしている。

 いずれにしても酒を飲み、酔っぱらった上での揉め事にちがいない。
 筆者の昔を振り返ってみても、酒の上でビール瓶でなぐったとか、かくれていた性癖が顔を出しキスされたとか、そんなに珍しいことではなかった。両者はその日のうちに和解したり、翌日手打ちをしてなにごとも無かったようにもとに戻っていた。

 警察も酒のうえでの喧嘩はとりあげなかったし、同性愛の性癖が少し出たぐらいでは新聞にも登場しなかった。ここには質の良否を問わず、情報のすべてを商品化する今の時代のえげつなさ下らなさがある。新聞、週刊誌、とくに地上波テレビのおバカ加減には開いた口がふさがらない。
 組織の基本ルールも知らない司会者が、警察に届けたのは正しい、理事会で黙っていたのは親方らしかったなどと、とんでもないことをいっている。

 要は自浄能力、自律能力の減退にほかならない。当事者同士の話し合いができない。いちいち警察に頼る。 自分の能力のなさを曝け出すようなオロカシイ行為だということが、判らない。人間の能力が極限まで落ちている。まったく世の中がすべてマニアル頼みの他人依存になっているのだ。
 核装備の他人依存は致し方ないとしても、サイバーによる自主防衛など、本気になって議論すべきだろう。
 誰の物まねが上手いとか、どこのラーメンが旨いとか、そんな下らない事よりはるかに大きな問題が山積しているのだから、メディアはもう少し正気になって、番組編成を考えたらどうだろう。
posted by Kazuhiko Hoshino at 14:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: