2018年05月07日

アパ・ホテルの実態とこころざし

28a6e4d3-a335-4805-9c61-f32a085665ac.jpg

 74.025室を有し、日本有数のホテル・チェーンとなったアパ・ホテルの実態は、なかなかに興味深い。
 社長元谷芙美子のなんとも恥ずかし気のない写真を堂々と飾ったイメージ戦略は、もう卒業してもいい時期になった。どんな場所でもアパホテルの候補地になりうるという点で、既存のホテル業界ではまったく考えることができなかった横紙破りのパワーがある。
 みずからGTRを運転して飛び回る代表元谷外志雄は、すべての物件は俺が見て決める、すべてのリスクは俺が取る、と豪語して利益率33パーセントのホテル・ネットを完成させた。

 ホテル候補地は、駅に近ければ、細長くともL字形でも十字形でも、どんな地形でも対応でき、三等地を一等地に化けさせるという。見たら即決しキャッシュで払う。契約書をかわし、のち銀行に振込むなどというまどろっこしいことはやらない。現地で即決しその場から☎をかけ、本社の設計部門にボリューム設計をやらせる。帰社と同時に新しいアパホテルは起動する、
 堤義明がヘリコプターから現地視察をしてのち会議を重ねて、ようやく実現したプリンスホテルとは根本的にことなる。スピードこそこの仕事の最重要案件といっている。

 元谷外志雄代表は日本の右翼の代表的スポンサーでもある。
 私塾勝兵塾を主催し、自虐史観から脱却し誇れる日本再興のための若者を育てている。さらにアパ日本再興財団では、南京大虐殺を否定した「本当の日本の歴史」本をアパの全客室に置き、中国の旅行代理店から猛烈な抗議をうけても、断固として受け付けなかった。
 戦後占領軍の命令により、すべてのホテルに聖書を置くことを義務とされた故事にならい、自前のホテルに故郷礼賛本を置いてどこが悪いという壮士、すなわちアパ代表元谷外志雄なのだ。
posted by Kazuhiko Hoshino at 18:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: