2019年01月20日

東京五輪招致贈賄の犯人捜し

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 長野オリンピックの時、いろいろな噂話をきいた。
 招致段階では、長野の田舎者はなにも分からないので、海外での招致活動はすべて代理店まかせで、代理店の言いなりにお金の都合をつけるのが、事務局の役割だとか、IOC委員へのロビー活動はしかるべき専門のエージェントにおまかせするしかない。つまり主催都市である長野はまったくのツンボ桟敷であってスポーツ・ビジネスに長けた何処かの国のエージェントと日本の代理店がおこなっている招致活動はまっくのブラックボックスだ、という事実、それがいやなら開催都市に立候補すべきではない。立候補するということは、そうした現実全て飲み込むということだと、聞いた。

 開催決定後は、当時のサマランチ会長専用のハウスと、某温泉にいつでも彼の接待につかえる専用別邸と接客要員を常時待機させておかねばならないという妙にリアリティのある噂が流れた。そしてオリンピック実行委員会の最終決算では、莫大な使途不明金が計上されたが、どうしたことかすんなりと認められたという不思議の物語だった。

 今回のフランス予審判事の見解でも、「ソルトレイク冬季オリンピツクやシドニー五輪でも利益供与が報道された。今回の東京五輪でも同じことが起きた可能性が高い。」「コンサルタント業務に携わるブラックタイディングス社というのが個人なのか会社なのか不明であり、貸借対照表も損益計算書もあきらかではない」と指摘していて、その解明が進まなければどうにもならない。古くからヨーロッパにある一部スポーツ貴族を一網打尽にして調べなければ事は解決しないだろう。

 日本のメディアを賑わしている竹田恒和悪者論や小池知事反省論、なんでもかんでも安倍が悪いといった言論は、いずれも樹をみて森を見ない児戯に等しい議論にすぎない。
 要はフランス予審判事の覚悟次第ではないか。オリンピックビジネスにメスをいれるのは、返り血を浴びる覚悟があってこその告発だろう。
posted by Kazuhiko Hoshino at 22:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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