2019年07月11日

銀座から須坂に終わったパリ帰国記念展

銀座から須坂に終わったパリ帰国記念展

 須坂・田中本家博物館に於けるパリ帰国記念展がようやく終わった。
 東京から、京都から、軽井沢から、長野から、北信濃から足を運んでくださった友人、知人の皆さんには感謝の言葉しかない。

 北信濃夜間瀬でユニークな陶芸に勤しんでいる藤本勉さんは、湯田中の旅館の女将や大勢の仲間と共にきてくださった。江戸小伝馬町の女親分石寺真澄さんは、お仲間7人衆とともに山田温泉藤井荘への興味で初めての須坂へ、帰途は拉致されて緑萌える渓谷美のご馳走にあずかった。
 田中国連大使夫人のジュネーヴでの公邸が、花時計の前の病院の上ときき、半世紀まえのパリでの苦労を思い出した。
 軽井沢の良心内堀さん夫妻、京都から新作を携えて駆けつけてくださった染色家の福本潮子、繁樹ご夫妻、じゅらく創成期の大森さん、テレビ朝日の岸幸織さん、多忙を極める陶芸家の猪狩さんと由美夫妻、香道の野池重子さん、弥生座のボス武井久美子さん、元朝日新聞写真部の馬田広亘、博子さんは湘南から、また多くの写真家仲間、須坂創成高校の学生さん、普段世話になっている山越君とご両親、座の会のご意見番池内さんなど、思わぬ方々が遠くから足を運んでくださった。ツェン・ノルブさんはブータンの正装で家族と共に来場、居合わせたお客さんはみな珍し気に注目していた。
 布施の山から降りてきて仕込みを手伝ってくださった越山ご夫妻にはお礼の申し上げようもない。高橋亜矢子さんも頑張ってくれた。
 尾上松也さんからの祝花は3か月も枯れずに咲きつづけ、魚河岸の花石井智子さんの花、長野メディア人の集まり座の会からも祝花をいただいた。

 みな異口同音に褒めたのは、豪商の館田中本家の凄さ、衣裳、什器、玩具などのコレクション、お庭についても口を極めた。さすがフランス人が驚いた小さな日本の美術館だ。
 御当主田中宏和さんご夫妻、館長の田中新十郎さんには本当にお世話になった。

 1960年パリが愛した写真家ロベール・ドアノーとの交友に始まった写真への興味が、モンマルトルから銀座、そして須坂へ場所を移してデジタル全盛の今、一段落を告げたのは悔いなき仕事だった。表現は無限の可能性に充ちている。 
 パリ・セーヌ通り ギャルリー・エチエンヌ・ド・コーザンに始まった「心象派写真展」が、東京・銀座ストーンギャラリーで「パリ帰国記念展」となり、須坂田中本家博物館で二年に渡った写真プロジェクトを無事終えたことは、生涯の幸せだった。
 
posted by Kazuhiko Hoshino at 07:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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