2019年08月14日

異常予報は花盛り

天気図.jpg

 ここ数年の日本の夏の異常気象は、この国の根幹に関わる大問題になってきた。
 四季に恵まれた温暖な日本列島と、教科書で教えられた日本はどこかにいってしまって、赤道直下の熱帯圏と変わらない温度が日々の天気予報に登場する。「熱いぞクマガヤ!」とか、意外な場所の熱帯夜など、東京でも33度、35度が当たり前になって、町中にミストのパイプをひいて、冷たい霧の噴射を日常化しなければならない状態になってきた。その度ごとに、専門家は太平洋の水温上昇を理由にもっともらしく解説してくれるが、解決策はだれもしめさない。

 ニュースの時間がいきなり天気予報から始まる。次から次へ、台風発生図、予想進路図、海温分布図を見せられ、結果台風はどこに向かうかわからない、と気象予報士はいうが、それならはじめからそんな不確実な情報を流すな、と言いたい。不安を煽って、結論はわからない、典型的なヘイトニュースではないか。
 「今すぐ自分の命を守る行動を起こしてください。異常な雨をもたらすマダラ低気圧が迫っています。海や川には絶対近寄らないでください」有難くご心配はうけとるが、土手がこわされるのも、橋が流されるのも、家がくずれるのも、みな人間の浅はかな智慧が、自然にあっさりと蹴散らされた結果である。人間の想像力ほどいい加減なものはない。

 週間天気予報図、お洗濯予報図、風向予想図、降雨量予想図、波浪予想図、海面水温図、地上温度図、お出掛け天気図、天気に関する図面が次々と登場し、テレビ・ニュースの主役になっている。世界中探しても天気予報で始まるニュースは何処の国にもない。日本はそれほど異常気象の宝庫になっている。こんなに沢山の天気図を見慣れている人間は、日本人のほかいないだろう。地上波テレビの天気に対する入れ込みは、それじたい異常なのだ。役者くずれの予報士、女子アナくずれの予報士、天気会社派遣の予報士、それに予報専門の当たらない大学教授等、つぎつぎとワイドショウに登場する。中央気象台を中心に民間天気予報会社が入り乱れて営業活動をしている結果ともいえよう。

 天気図の記念日までつくって煽っている気象関係者も、ビール、化粧品、などの煽動広告に同じ、ウオール街の犠牲なのかもしれない。
posted by Kazuhiko Hoshino at 12:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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