2020年10月22日

朝のヘビロテ

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紅茶に始まる朝が、もう80年近くつづいている。
 学生時代からコーヒーは苦手だった。戦後まもなく紅茶はリプトンか、日東しかなかった。数年のちトワイニングが上陸した。トワイニングではじめて朝の紅茶と午後の紅茶があることを知った。海外へいくようになったとき、ロンドンのフォトナムメゾンで英国王室御用の紅茶の存在を覚えた。
 朝は何杯飲んでももたれない伝統的なブレイクファースト・ティに限る。午後は少しクセのあるアールグレーがいい。追いかけるようにフルーツティの時代がきたが、どれをのんでも感心しない。伝統的なクラシック・ティにまさるものはない。
 今では、フランスのCHA YUAN チャ・ユアンのモーニング・ティか、アールグレイ・インペリアルにおちついている。たまさかミセス・トミーが送ってくれるザ・プリンス・オブ・ウェルズ殿下の農場で作っているWaitrose DUCHY のイングリッシュ・ブレイクファーストが素晴らしい。

 牛乳をいただくとお腹が不調をきたす。しいて朝の果汁といえばトマト・ジユースぐらいのもの。これは信州産で充分である。

 軽井沢に美味いパン屋はない。佐久に素晴らしいパン屋がある。 Te Te ててという名のちいさなパン屋のクロアッサンやバケットが素晴らしい。トロカデロのカレットに匹敵する旨さ。そのままエリゼー宮にとどけても通用するレベルなのだ。

 バターはBEURRE DISIGNY イズニーの発酵バターが好きだ。フランス料理の旨さはひとえにバターの旨さだと信じている。真面目に作ったバケットとイズニーのバターがあれば、全てオーケーだ。雪印などにはない奥の深い味わいは、潮風にあたったノルマンディの草に育った牛だからこそ出来るのだと、教えられた。

 朝のヘビロテ最後はイギリス王室御用のジャム TIPTREE・ESSEX のオレンジ・ママレード、WITH MALT WHISKY か WITH CHAMPAGNE が大好きだが、日本では明治屋にオレンジ・ウィズ・ウィスキーがはいるのみで、ウィズ・シャンパンの姿はみえない。パリのボン・マルシェにいくと約6メートルの棚に6、7段ぎっしりとティップトゥリーの逸品が並んでいる。パリ着到の2日目は必ずボン・マルシェに駆け込んで、朝のヘビロテをしこんでくる。

posted by Kazuhiko Hoshino at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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