
来実のママからの宿題で、図らずも取り上げることになった「天皇」である。
多分きっかけは、今流行りのジェンダー問題なのだが、女系宮家やら男系天皇について論じるよりは、天皇家の成立ちと日本という国家の存在について、検証したほうが皆さんの納得が得られやすいと考え、結局日本文化の源流まで遡ることになった。
という訳で、3月21日の軽井沢ぶんか組は「天皇の古代」が主題である。
群馬県岩宿遺跡の発見から、従来の渡来文化説の否定に始まり、神武天皇東征の新解釈、さらにヤマト王権拡張の欠史八代、エジプトピラミッドのスケールや始皇帝兵馬俑を凌ぐ巨大古墳時代のリアル、神話を超えた「三種の神器」の存在、仏教伝来による初めての宗教戦争勃発、ヤマト王権から飛鳥時代の黎明までを辿ります。
天皇を辿るとこの国の歴史の重さにつぶされそうになりますが、なんとか頑張って「天皇の中世」「天皇の現代」まで、やりたいと考えています。
戦後教育のなかでもっとも軽んじてこられた「日本神話」と「天皇の発祥」について、みなさんと屈託のない議論、雑談を致したく楽しみにしています。
<日時> 3月21日(日曜日) 14時から
<会場> Café来実(くるみ) 軽井沢東雲(しののめ)交差点そば
<連絡先> 0267-31-5110