
小池東京都知事、菅義偉首相、何故かみんな本当のことを言わない。
コロナの感染防止について、いま感染源は不明なのが圧倒的に多いと説明しているが、実は感染源は「家庭」であり、「施設」であるというリアルなデータがあちこちで報告されているにもかかわらず「家庭」での感染防止については、ひと言も触れない。
感染源は「家庭」にありと発言したとたん、ならば防止策はと追及されるのが恐ろしいのだろう。
それ故、いちばん御しやすい「飲食店」に絞って、8時にやめろ、9時まで延ばしてやるといじり倒しているとしか見えないのが、小池百合子である。狙われた飲食店はいい面の皮、ピストル型温度計やら、アクリル板など次々に買い付けて店を狭くしているが、一向に数値目標は達成できない。原因は「家庭」なのに、「飲食店」に責任転嫁されているのだから当然の結果、気の毒このうえない。
「家庭内コロナ防止策7カ条」でも作って記者会見をすればいいものを、一向にそれを言わない。家庭ごと敵に回しては、選挙に負けると姑息な根性が、飲食店犯罪説をでっちあげ、もう少し皆さん我慢をしてください、ともっともらしく記者発表しているのだろう。
事実にもとずいて本当のことを言ってこその政治だろうと思うが、なんともお寒い政治家たちである。